子どもとメディア(2019年4月の内容を掲載しています)
4月で「ままのて」も開設から一年がたち、この一年間の利用延べ人数は1000人を超えました。これからも、お父さん、お母さんのサポートが少しでもできれば・・と思っています。
二年目もスタッフ一同、頑張っていきますので宜しくお願いします。
先日「乳幼児期のメディアの影響」についての研修会に参加してきました。
メディアへ乳幼児期早期から長時間接触すると、子供たちへの影響は
①言葉の発達が遅れる(認知、社会性、情緒)危険性
②依存症(長時間視聴、思春期でのネット依存)の危険性
③生活リズム・基本的生活習慣の形成に悪影響
④運動不足・肥満のリスク
⑤眼・視力への影響
⑥自制心の発達を妨げる可能性
⑦愛着形成や自制心の発達への悪影響
そこで、2004年に日本小児科医会では「子どもとメディア」の問題に対する具体的な提言を行っています。
「子どもとメディア」の問題に対する提言
1.2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
2.授乳中、食事中のビデオ・テレビの視聴は止めましょう。
3.すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。
1日2時間までを目安と考えます。
4.子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう。
5.保護者と子どもで、メディアを上手に利用するルールを作りましょう。
※ここでのメディアはテレビ、DVD、ゲーム、ケータイ、インターネットなどの電子映像メディアのことです。
新年度になって一ヶ月。GWもあり、疲れが出やすい時期だと思います。そのような時、お休みの日はメディアから少し離れて、自然の光・音・におい・季節をご家族で感じ、のんびりしてみてください。しっかりと食事や睡眠がとれ、健康的に過ごせるのではないでしょうか?